ビューティ
特集 ジャパン・ラグジュアリー 第12回 / 全13回

「コスメデコルテ」の “エイジングケア”“ダイバーシティー対応”が海外で評価 商品コンセプトの磨き込み結実

有料会員限定記事

Jビューティは中国などアジア圏で支持を得ているものの、欧州では現地のプレステージブランドの牙城を崩せていない。欧州ではエイジングケアをはじめ明確な“効果・効能”へのニーズが日本以上に高まっている。資生堂、カネボウ化粧品、コーセーの大手3社は近年、基幹ブランドの看板商品を相次ぎ刷新。グローバル戦略をにらみ、処方や発信するメッセージをエイジングケアやストレスダメージケアに先鋭化して存在感をアピールする。(この記事は「WWDJAPAN」2024年1月15日号からの抜粋です)

BEAUTY
/
DECORTÉ
/
デコルテ
海外売上比率 : 約70%
展開国 : 15の国と地域
1997年に台湾を皮切りに海外展開をスタートし、2012年にイタリア、16年に北米へ進出。10年からインテリアデザイナーのマルセル・ワンダース(Marcel Wanders)がグローバルの店舗デザインを手掛け、空間による世界観の表現に力を入れている

コーセーの「コスメデコルテ(DECORTE)」は、1997年に台湾から海外展開をスタート。アジア以外では、2012年にイタリア、16年に北米に進出した。売上高の約7割が海外。海外市場の動向を意識した商品コンセプトの磨き込みが進んでいる。

この続きを読むには…
残り752⽂字, 画像3枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。