今シーズンのメンズを象徴する新たな“男らしさ”を探求する潮流は、“イタリアン・クラシコ”の祭典であり、メンズ最大規模の合同展「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」にも波及している。これまでミラノやパリのムーブメントとはやや距離があり、時間差もあった「ピッティ」に何が起こっているのか。現地リポートを通じて、変わりつつある大規模合同展の今に迫った。(この特集は「WWDJAPAN」2024年2月5日号からの抜粋です)
今シーズンの「ピッティ」は、昨年1月開催時と比較して海外バイヤーは4%増加して約4700人が来場し、販売点数は6%増加したという。イタリア国内も含む来場バイヤー数は約1万3000人で、パンデミックの影響をもろに受けた頃に比べて会場のにぎわいも徐々に戻り、特に初日と二日目は、メイン会場周辺は大勢のゲストで活気にあふれていた。
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