ファッション

「ラルディーニ」が南青山に旗艦店 旧イメージの刷新図る

伊メンズブランド「ラルディーニ(LARDINI)」は、東京・南青山に新たな旗艦店をオープンした。場所はウールリッチ 青山店の跡地で、日本では9店舗目の直営店だ。1、2階の2フロア構成で、売り場面積は107平方メートル。店内には最新コレクションからスポーティーなテーラリングウエアライン“トウキョウ(TOKYO)”、シューズまでをフルラインアップする。初年度の年間売上目標は2億5千万円。

内装は、既存店のクラシックな雰囲気とは異なり、コンクリートの床と壁やアイアン製の什器、大理石を生かしたミニマルなムードが特徴だ。ショップ全体で浮遊感を演出するため、1階の構造物は天井から吊り下げ、2階は全てを地面に固定し、フロア間を貫く円柱が外から差し込む光を分岐する。クリーンなディスプレーがコレクションを引き立てる内装だ。

青山への出店や内装をがらりと変えた理由は、「ラルディーニ」が目指す方向性が関係している。同ブランドは2023-24年秋冬シーズンから“クラシコイタリア起点のファクトリーブランド”という旧来イメージからの脱却を図っており、価格帯も含めて、さらにラグジュアリーで都会的なトータルブランドへとシフトしている。青山エリアは、創業家のアンドレア・ラルディーニ(Andrea Lardini)CEOとルイジ・ラルディーニ(Luigi Lardini)副社長兼クリエイティブ・ディレクターにとって、新たなイメージの発信に最も適した場所だったという。

■ラルディーニ 青山店
住所:東京都港区南青山5-2-12
営業時間:11:00~20:00

LARDINI x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。