サザビーリーグ傘下プレイプロダクトスタジオの「プランク プロジェクト(PRANK PROJECT)」は17日、大阪・心斎橋に路面店をオープンした。青山路面、ニュウマン新宿、福岡路面に続く4店舗目となる。
商品はウィメンズのみの展開で、「ボンボン(BONBON)」や「コペルニ(COPERNI)」など全体の1割程度が買い付け商品。店舗面積は約80平方メートルと、同じく旗艦店と位置付ける青山路面店と比較すればコンパクトだが、御堂筋からほど近い立地優位性を生かし、高感度な女性客や訪日外国人の来店に期待する。近くには、同社が展開する「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」のほかビーストーンの「アメリ(AMERI)」も店舗を構える。
大阪から東京にわざわざ通う客も
「プランク プロジェクト」は23年1月のブランドスタートからこれまで、大阪ではポップアップストアも実施していない。「わざわざ福岡の店舗や、名古屋でのポップアップストアまで足を運んでくださる大阪のお客さまもいらっしゃった。期待値は相当高いはずだ」と菅井隆行社長。心斎橋店のオープンに関する公式インスタグラムアカウントでの告知投稿は、これまでの投稿の中でもトップクラスのリーチ数を記録した。
心斎橋店のオープン初日に来店した吹田市の40代の女性は、これまで青山店に通っていた熱心なブランドのファン。「(「プランクプロジェクト」のような)個性的なテイストのブランドは、若い子向け以外では本当に少ないから、すごく気に入っている。青山店の店長に会えなくなるのは寂しいけれど、これからは地元で買えるからうれしい」と笑顔を見せた。