家電量販店「ビックカメラ」のインバウンド比率は、コロナ前と同水準に回復した。同店最大級の有楽町店には全国平均を上回る数のインバウンド客が訪れる。ドライヤーやシェーバーなどを扱うビューティコーナーで最も売れているのは美顔器だ。10万円を超える売れ筋商品やインバウンド好調の秘訣を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年5月20日号からの抜粋です)
免税売り上げ比率
全国平均
20%
好調アイテム
パナソニックビューティ“バイタリフト RF”、ヤーマン“フォトプラス プレステージ SP”
「日本製はどれか」という質問が多数
訪日客は“光美容”への関心も高い
「ビックカメラ」有楽町店ビューティコーナーの売り上げ1位は「パナソニック ビューティ(PANASONIC BEAUTY)」のエイジングケア美顔器“バイタリフト RF”。6万9300円(編集部調べ)で、リフトアップ効果を望む40代以上に支持されている。訪日客からは「日本製はどれか」という質問が多く寄せられ、「対象商品にはシールを貼っている。日本製への信頼が厚く、シールの有無が売り上げに大きく影響する」(倉西美菜扇・有楽町店ビューティーコーナー主任)という。
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