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連載 エディターズレター:BEAUTY ADDICT 第60回

訪日客も行列がお好き?

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ゴールデンウィークの間の5月上旬にアットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)の取材がありました(取材内容は「WWDJAPAN」 5月20日号の「インバウンド特集」をお読み頂けるとうれしいです)。店舗に向かう道中、行列が目に飛び込んできました。福岡発祥の生ドーナツで話題の「アイムドーナツ(I'm donut?)」を購入するための列でした。アットコスメトーキョーの取材時に余談でその旨を伝えると、「アイムドーナツ」原宿店からアットコスメトーキョーの前まで(20mはあるかと)列が続くことがあるといいます。「アイムドーナツ」の列をみると、日本人はもちろんですが、訪日客も多く皆さん楽しげに並んでいたのが印象的でした。当日は、原宿店の隣でプロボクサーの那須川天心が初の個展を開催していたこともあり、その列も相まってカオスな状態でした。

アットコスメトーキョーの店舗に訪れる訪日客もコロナ前と比べて買い物の仕方に変化があるそうです。コロナ前は事前に調べてきた商品を指名買いする人が大半でしたが、今は調べてきた商品に加えて、それよりももっとよい商品を探しているとのこと。販売スタッフの接客を求める人が多く、接客を受けるまでに時間がかかったとしても慌てることなく待ち時間さえ楽しんでいるのが分かるそうです。会計にも列ができることが多いそうですが、そこでも時間に追われている人は少ないとのこと。店舗側の工夫として、レジまでの導線に人気商品のシートマスクやスポンジなどを陳列し、買いもれを防ぐ最後の一押しを提案しているため、レジ待ちをしながら商品選びができる点もプラスに働いているようでした。

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