訪日客のキャラクターや地域が多様化する中で、インバウンド消費に強いブランドや店舗も変わりつつある。主要都市の路面店ではインバウンド比率が3〜5割にまで高まる中で、施策はどうあるべきか。渋谷パルコから原宿の「アットコスメトーキョー(@cosme TOKYO)」「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」まで、銀座や表参道、渋谷、心斎橋、福岡の主要都市の12店舗・ブランドの動向をまとめた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年5月20日号からの抜粋です)
免税売り上げ比率
2024年2〜4月
50%
好調アイテム
「ハイタイド」別注パス&カードケース、「ニューレトロ」別注縁起物刺しゅうキーホルダー、ステッカー全般、ビームス ジャパンロゴ入り徳利、富士山デザイン丼鉢 、「アークテリクス」別注アイテムなど
新宿店の免税売り上げは6割超え
「日本の銘品」が人気
ビームスによる「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」は、「日本の魅力を発信」することをミッションに食や伝統工芸、ファッション、アートなどさまざまなカテゴリーの商品をキュレーションする。2016年に新宿に旗艦店をオープンし、現在までに渋谷、京都、宮島、出雲、神戸、日光の7店舗を運営する。コロナ以前から平均インバウンド比率は40%程度と高かったが、直近3カ月でさらに50%に伸び、インバウンドの売上高、客数ともにコロナ前の実績を超えた。
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