ビューティ
特集 世界5カ国のサステナブルビューティ最新事情2024 第7回 / 全10回

韓国の有力ビューティブランドのトップに聞く ブランド力を高めるサステナ戦略

有料会員限定記事

韓国の有力ビューティブランドのトップに聞く ブランド力を高めるサステナ戦略

クリーンビューティブランドの勢いが増している韓国で、支持を集める3つのブランドにサステナブルな取り組みを聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年5月27日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)

「アロマティカ」

「アロマティカ」

100%プラスチックゼロを目指す

2004年にアロマテラピストが立ち上げたクリーン&ビーガンブランド「アロマティカ(AROMATICA)」は、11年からオーガニックの原材料やビーガン処方を取り入れ、独自の研究所とコスモス認定工場で持続的な研究開発を推し進めている。全商品の98%で、100%リサイクルPET容器と90%リサイクルガラス容器を採用。詰め替え用の“リフィルステーション”なども展開している。

WWDKOREA(以下、WWD):「アロマティカ」におけるサステナビリティ活動の指針は?

キム・ヨンギュン「アロマティカ」最高経営責任者CEO(以下、キム):1つ目に、持続可能な原料を使用することを原則としている。フランスの農園と提携し、長年にわたりラベンダーやオーガニックハーブを栽培してきた。2つ目は持続可能なプロセスだ。22年には烏山(オサン)生産工場の屋根に315枚のソーラーパネルを設置し、年間90tの温室効果ガスの削減に成功した。3つ目は、持続可能なパッケージだ。21年に、韓国のビューティ業界で初めて、100%リサイクルPET容器を商品に使用することに成功した。

この続きを読むには…
残り1906⽂字, 画像18枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。