クリーンビューティブランドの勢いが増している韓国で、支持を集める3つのブランドにサステナブルな取り組みを聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年5月27日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)
「アロマティカ」
100%プラスチックゼロを目指す
2004年にアロマテラピストが立ち上げたクリーン&ビーガンブランド「アロマティカ(AROMATICA)」は、11年からオーガニックの原材料やビーガン処方を取り入れ、独自の研究所とコスモス認定工場で持続的な研究開発を推し進めている。全商品の98%で、100%リサイクルPET容器と90%リサイクルガラス容器を採用。詰め替え用の“リフィルステーション”なども展開している。
WWDKOREA(以下、WWD):「アロマティカ」におけるサステナビリティ活動の指針は?
キム・ヨンギュン「アロマティカ」最高経営責任者CEO(以下、キム):1つ目に、持続可能な原料を使用することを原則としている。フランスの農園と提携し、長年にわたりラベンダーやオーガニックハーブを栽培してきた。2つ目は持続可能なプロセスだ。22年には烏山(オサン)生産工場の屋根に315枚のソーラーパネルを設置し、年間90tの温室効果ガスの削減に成功した。3つ目は、持続可能なパッケージだ。21年に、韓国のビューティ業界で初めて、100%リサイクルPET容器を商品に使用することに成功した。
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