ビジネス

三井不動産「ららアリーナ」公開 南船橋、商業とスポーツの街づくり

三井不動産とMIXIは29日、千葉県船橋市に建設した「ららアリーナ東京ベイ(LALA ARENA TOKYO-BAY)」を関係者に公開した。1万人規模を収容する多目的アリーナ。プロバスケットボール・Bリーグ所属で、MIXIがオーナーである千葉ジェッツのホームアリーナになる。ららぽーと東京ベイと隣接しており、三井不動産は南船橋エリアの街づくりに取り組む。

三井不動産とMIXIが設立したTOKYO-BAYアリーナマネジメントが運営する。地上4階建てで、延床面積は約3万1000平方メートル。すり鉢型でコートと客席が近く、臨場感ある観戦ができる。観戦しながら食べるフードメニューも充実している。上層階には年間契約のVIPルームを複数設けた。バスケ以外にもアイスショーやコンサート、展示会の会場にもなる。7月6・7日のMr.Childrenのコンサートがこけら落としになる。

三井不動産はスポーツビジネスを新しい柱と位置づける。ららぽーとなどの商業施設を運営する「商業施設本部」を4月には「商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部」に組織変更した。20年に子会社化した東京ドームの知見を活用しながら、スポーツビジネスと商業施設の相乗効果を高める。

ららアリーナにおいては、隣接するららぽーと東京ベイ、ららテラス東京ベイ、と連携する。スポーツ観戦した人に割引やポイント付与のサービスを提供したり、ららぽーと内でスポーツイベントやコンサートに関連したグッズを販売したりする。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。