ファッション

「コンバース」が日本初の旗艦店をオープン 野村訓市の「トリップスター」が店舗設計

「コンバース(CONVESE)」はこのほど、日本初となる旗艦店を東京・原宿のジャパン社1階にオープンした。ワンフロアで、売り場面積は135㎡。

ラインアップを一挙に手に取れるのが旗艦店の魅力だ。街でよく見かける、トレッキングシューズのソールを組み合わせたような、厚底の“トレックウェーブ”シリーズや、ビンテージ感が特徴の“U.S. オリジネーター”、軽量モデルの“オールスターライト”、ランニングシューズの“コンバース ランニング”、アーカイブコレクションのデザインに機能性を加えた“スタークルーザー”、インバウンド客に好評だという国産の“オールスター”など、色も形もサイズも幅広く取り扱う。

直営店限定のグッズも展開し、バンダナ(1650円)や1980〜90年代のブランドロゴをあしらったTシャツ(6050円)、アメリカ製のキーホルダー(660円)などをそろえる。すでに抽選販売により完売したが、ブランド50周年を記念したシリアルナンバー入りのハイカットの“ワンスター”(5万5000円)も展示する。

内装は野村訓市らによる設計デザイン事務所トリップスター(TRIPSTER)が手掛けた。バスケットシューズから始まった「コンバース」らしく、至る所にそのエッセンスを取り入れている。入り口のドアは体育館の床をイメージした木製であり、フロアは屋外コートを模してラインを引いたアスファルト。一足ずつシューズを並べる壁面のディスプレーは、ゴールリングをイメージしたものだ。広報担当者は「『コンバース』の由来がバスケットボールにあることを知らない人も多い。オリジンを体感しに来てもらえれば」と話す。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京デザイナーは”らしさ”を超越する

「WWDJAPAN」9月16日号は、2025年春夏の「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)」をはじめ、東京デザイナーたちの最新コレクションを特集します。9月2日から7日にわたって開催した「東京コレクション」では、フィジカル発表とデジタル発表を含めて、全33のブランドが参加しました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。