アパレルウェブは6日、産業革新機構を引受先とする第三者割当増資を実施し、上限3億円の新規調達を決定したと発表した。さらに、グローバル・ブレインが運用するファンドに対しても第三者割当増資を予定している。
同時に、同社はアパレル業界のO2O(オンライン・トゥー・オフライン)を活性化するための事業「アパレルクラウド」の本格的にスタートした。これまで国内アパレル事業者に提供してきた個別のITソリューションを統合し、総合的なITソリューションの提供を行なう。
また、シンガポールにあるアパレルウェブの子会社AWCG PTE. LTD.は昨年、現地で日本のアパレル事業者の海外進出の足掛かりとなるセレクトショップ「ジェイランウェイ(JRunway)」を開店するなど、国内アパレル事業者の海外進出を促進する事業を展開。今後は、東南アジア全域に活動範囲を拡大し、さまざまな角度から支援を行なう。