全国の販売員8万5000人が参加する接客コンテスト「スタッフオブザイヤー(STAFF OF THE YEAR)」は、グランプリをユナイテッドアローズの「グリーンレーベルリラクシング」自由が丘店の栗本さんが獲得した。準グランプリは前年と同じくビームス新宿店のSUDOさん、3位は「アンタイトル」名古屋名鉄店のYuKaRiさん、4位が「トゥモローランド」札幌ステラプレイス店のDaijoさんだった。グランプリの栗本さんが300万円、準グランプリのSUDOさんが100万円、3位のYuKaRiさんが50万円、4位のDaijoさんが30万円の賞金を獲得した。
本日9月13日、東京国際フォーラムでファイナリスト14人が参加するファイナルステージを実施した。今回からコンテストの形式を上位入賞者が1on1で争う形式を導入したほか、昨年のグランプリのユナイテッドアローズ仲希望(naka)さんや準グランプリのSUDOさんら上位入賞者が再び参戦するという新しい展開となった。
一方でファイナリストたちを、販売員や本部スタッフがハッピやうちわなどで総力を上げて盛り上げる「推し」スタイルの応援方法は健在で、ビームスは設楽洋社長以下、幹部社員なども駆けつけお揃いの法被を着用して応援した。
そうした中で見事にグランプリを勝ち取った栗本さんは、短いロープレ形式の中でお客のニーズを聞き出し、多彩なスタイリングを提案する丁寧な接客が高く評価された。
同コンテストの主催は、販売員のDXアプリ「スタッフスタート」を展開するバニッシュ・スタンダード。「スタッフスタート」は年々ユーザー数を拡大しており、3000ブランドが採用。アパレルや化粧品、家具、家電などの業種・業界に広がっている。