PROFILE: 亀井翔子さん/ティンパンアレイ「ラグタグ」原宿店店長
「普通の大学生だった私にも親身になってくれたのが『ラグタグ』の販売員でした。ファッションにうとい私にブランドのこと、トレンドのこと、オシャレすることなど、いろいろ教えてもらいました」。地方の大学から雑誌編集者を目指して就職活動のため上京した際、古着店の「ラグタグ」で買い物したことが最初の転機だった。会社説明会にも参加し、採用面接などで出会う人たちからも“お客さまのために“という強い気持ちに共感して入社を決めた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号から抜粋・加筆しています)
1年目は旧原宿店へ配属。ブランドやファッションが好きな人が集まる店で、コミュニケーションだけを武器に接客していた。その時に出会ったのが、今も亀井さんの顧客として来店する「マルニ」が好きな女性客だ。
「最初の接客では、ブランド名は知っていても詳しくないので、教えていただきながら接客しました。その後、自分でも勉強して知識を身につけて、再来店された時にマルニの話で盛り上がることができ、それ以降、何度もご来店いただいています。今は購入だけでなく、買い取りも依頼されているので、自然とお客さまのクローゼットを感じ取ることができるようになりました」
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