「日本一のジュエリー販売員」になっても日々勉強　「フェスタリア ビジュソフィア」東急百貨店たまプラーザ店・熊倉由梨さん

PROFILE: 熊倉由梨さん／サダマツ「フェスタリア ビジュソフィア」東急百貨店たまプラーザ店店長　

PROFILE: （くまくら・ゆり）1997年11月生まれ、神奈川県出身。専門学校でブライダルを学び、会社説明会で聞いたブランドのフィロソフィー「bijou de famille」の言葉に共感し、18年に新卒入社。同店へ配属。22年9月から現職　PHOTO：KAORI TOMABECHI

一般社団法人日本ジュエリー協会が主催する「全国ジュエリーコーディネーター接客コンテスト」にて、4年連続最優秀賞を輩出しているフェスタリアホールディングスグループ。今年は「フェスタリア ビジュソフィア」東急百貨店たまプラーザ店の熊倉由梨店長が、初出場で最優秀賞を受賞する快挙を成し遂げた。（この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号から抜粋・加筆しています）

「店長会で発言するのにも緊張するのですが、この日は社長はじめ本部の方たちが可愛いクマのキャラクターがプリントされたピンクのTシャツをおそろいで着て応援してくれたので、気持ちがほぐれました」。

店長はスタッフ育成や店を引き上げる立場となり、「自分が成長する機会が減る」と悩む人もいる。熊倉さんは会社から「自分の接客を見直すいい機会になるよ」とコンテスト挑戦を勧められた。

コンテストへの挑戦を通じて自分の接客をあらためて思い返すと「お客さまとコミュニケーションすることが好き」ということに気付いた。