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特集 販売員特集2024

地元のイキツケの店になるための接客は傾聴にあり 「イキツケ」笹塚店・白杉太一さん

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PROFILE: 白杉太一さん/「イキツケ」笹塚店店長

白杉太一さん/「イキツケ」笹塚店店長
PROFILE: (しらすぎ・たいち)1972年生まれ、東京都出身。大学在学中から大手セレクトショップでアルバイトを始め、26年間勤務。その後ユニホーム会社での営業を経て、大手セレクト時代の仲間が立ち上げた「イキツケ」へ22年参画 PHOTO:KAORI TOMABECHI

京王線の笹塚駅、上北沢駅、下高井戸駅の各駅の商店街に店を構えるセレクトショップが「IKITSUKE(イキツケ)」だ。地元の行きつけになりたい。“粋”なものを提案する店でありたい。そんな思いから名付けられた。各店をそれぞれ1人の店長で運営する。笹塚店を任されているのは販売歴約26年の白杉太一さんだ。大手セレクトショップで販売員からキャリアをスタートし、店長、エリアマネジャー、外商も経験してきている。(この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号から抜粋・加筆しています)

「販売歴は長いですが、この仕事はまだまだ学ぶことたくさんあります。日々、お客さまの悩みの本質を聴けていたのだろうか、自分の意見を出し過ぎてはいなかっただろうか、と一日の最後に振り返ります」

キャリアを積んでも学び続けている白杉さんが接客で心がけていることは、「はじめましてのお客さまでも顧客のような距離感で接すること」だ。

チェーン店やローカルな居酒屋、地元の美容室、食品スーパーなどが立ち並ぶのどかな商店街に、突如として現れる都心のセレクトショップに劣らない店構え。初めて来店するお客さまのほとんどが「ずっと気になっていたけど入りにくかった」と話す。

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