PROFILE: 髙﨑南さん/ストライプインターナショナル「グリーンパークス」イオンスタイル入間店店長
印刷会社の営業マンからアパレル販売員へ転身した髙﨑南さん。営業も販売も同じ“モノを売る“仕事であるが、「営業は取引先から『あのパッケージ、評判良いですよ』と報告を受けるだけ。それもうれしいのですが、直にお客さまの喜ぶ声や顔を見聞きしたいと思うようになりました」と話す。(この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号から抜粋・加筆しています)
そう考えるきっかけになった出来事が東日本大震災だった。震災当日は帰宅困難になり、やむなく営業所で一泊。翌日、髙﨑さんは「まずは服を着替えたい」と思い、途中下車してファッションビルに立ち寄った。全身トータルで服を購入して、試着室で着替えもさせてもらってから帰宅した。
「帰宅できなくて心配していた母は、翌日、違う服に着替えて帰ってきた娘を見て驚いていました(笑)。震災のショックもあったのかわかりませんが、とにかく服を着替えたい!と思ってお店に行きました。スタッフさんとお話して、買い物が終わった後の高揚感。気持ちがプラスに変わった感覚が忘れられず、私もこんな仕事をしたいと考えるようなりました」
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