PROFILE: 桜井敬子「レリアン」伊勢丹浦和店 店長
創業56年の日本を代表するミセスブランド「レリアン」の販売スタッフとして29年にわたり、その成長を支えている一人が桜井さんだ。大手百貨店を中心に大型店店長を歴任し、海外ラグジュアリーブランドにも匹敵するほどの売り上げにも貢献してきた。また「レリアン」販売員としての手腕が問われるともいう、伊ファクトリーブランド「マリーニア(MANIGLIA)」のカシミヤやウールを用いた一着20万円台後半の別注商品も数多く販売してきた。それほど、顧客への信頼と実績を持つ。(この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号から抜粋・加筆しています)
桜井さんは京都生まれ神戸育ち、その後埼玉に移住。学生時代はファッションバイブルだった雑誌「キャンキャン」を愛読し、伊勢丹新宿店やセレクトショップでよく買い物するほどファッション好きだった。トレンドに敏感だった20代。自分のテイストも世代も異なるミセスブランドでの接客に戸惑いはあったのか。「なかったですね。接客は年齢ではなく、お客さまが持つ雰囲気や個性を通じて提案するようにしています。おしゃれになりたいという気持ちは私も同じですし、その中で納得して商品を購入していただけるよう、親身になって接客をすることを心掛けています」。
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