ファッション
特集 販売員特集2024 第26回

親近感と憧れでフォロワー数16万 「ICB 」阪急うめだ本店・玉田文子さん

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PROFILE: 玉田文子さん/オンワード樫山「ICB 」阪急うめだ本店

玉田文子さん/オンワード樫山「ICB 」阪急うめだ本店
PROFILE: (たまだ・あやこ)1981年生まれ、大阪市出身。アパレル販売員を経て、2013年にオンワード樫山に入社。「トッカ」の店長を経験した後、2度の産休を経て、20年に「ICB」阪急うめだ本店に異動。22年からは同社の公式インフルエンサーとしても活躍 PHOTO:TOMOKI HASE

オンワード樫山が展開する働く女性のためのブランド「ICB」の公式インフルエンサーとして活躍する。約2年前にインスタグラムを始めてわずか3カ月でフォロワー数1万を突破。現在では16万超のフォロワーを持ち、玉田さんのファッションに憧れるファンが全国各地から店舗を訪れ、電話での問い合わせも多い。(この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号から抜粋・加筆しています)

 シンプルにカッコよく着こなすスタイリングはもちろん、「40代で子育て中の主婦というところに親近感を感じてもらえているのでは」と玉田さん。7歳と5歳の男の子の母でもあり、産休・育休から復帰後は育児短時間勤務制度を活用している。「最初は不安があったが、理解のある上司のおかげで夕方5時には帰れるので助かっている」。オンワード樫山では社員が個々の能力を発揮できるよう働き方を支える制度が充実しており、「インフルエンサー制度」もそのひとつだ。

 SNSはまったくの未経験者だった。きっかけはコロナ禍だった。育休復帰後、「ICB」阪急うめだ本店に配属され、やる気満々だったが、コロナ禍で来店客も激減していた。1年ほどは売り上げ確保に悩んだ。公式ECサイト「オンワードクローゼット」のスタッフコーディネートを始めたことが転機になる。「大勢の中に埋もれてしまわないよう、インパクトのある伊達メガネをかけて目立ったのが功を奏した。もともとメガネが好きでコレクションしていたが、いまではトレードマークになっている」。現在ではスタッフコーディネート全体の人気ランキングは2位。さらにEC経由売り上げでは「ICB」内で1位を獲得している。

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