PROFILE: (左)佐藤風子さん/「ビューティフルピープル」渋谷パルコ店 店長 (右)シュ・シェン・ロ・ブロッサムさん/同スタッフ
平日、土日を問わず、多くの外国人客でにぎわう渋谷パルコ。昨年の想定インバウンド売上高は、全体の30%におよび、全体の売り上げ自体も伸び続けている。その中で好調を維持するのが、2007年にデザイナーの熊切秀典が立ち上げたブランド「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」だ。パタンナー出身の熊切のこだわりが詰まったアイテムの数々は、素材や縫製の良さとデザインの面白さが、“メード・イン・ジャパン”の良品を求めるインバウンド客の需要にもフィット。5店舗ある直営店の中で一番の売り上げを誇る渋谷パルコ店を任されているのが、店長の佐藤風子さんと、香港出身のスタッフ、シュ・シェン・ロ・ブロッサムさんだ。(この記事は「WWDJAPAN」2024年9月23日号から抜粋・加筆しています)
4言語を使い、顧客に安心を
佐藤店長は、販売を経験したのち、渋谷パルコのリニューアルに合わせてビューティフルピープルに入社し、店長を務める。一方、香港出身のシュさんは、東京の専門学校でファッションを学んだ後、販売とEC業務を経験し、2年前にビューティフルピープルに入社。広東語、北京語、英語、日本語と4言語操る語学力を買われ、インバウンド需要の高い同店に配属となった。
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