歌舞伎町アートナイト実行委員会は11月2〜4日の3日間、東京・新宿の歌舞伎町でアートイベント「BENTEN 2024」を開催する。芸術監督をアーティスト集団Chim↑Pom from Smappa!Group(以下、チンポム)が務め、歌舞伎町の元名曲喫茶・キャバレービルの「王城ビル」やラブホテルエリアの能舞台「新宿歌舞伎町能舞台」、歌舞伎町のビルの隙間にあるバー「東京砂漠」など、歌舞伎町を彩る様々な場所で現代アートを軸に、音楽、フード、ファッションなど、国内外の多種多彩なアーティストが作品を展示する。
チンポムのメンバーの一人で実行委員に名を連ねる卯城竜太は「これまで渋谷や高円寺などでイベントや作品制作を行ってきたが、歌舞伎町は特別リミットレス。世界的にも知名度があり、アートディストリクト(芸術地区)を可視化すればより特殊な場所になるはず。今後も1年に1回のペースで開催し、いずれは日本を代表するアートイベントにしたい」という。
リリースの第一弾として中国人アーティストのチェン・ティエンジュオ(Chen Tianzhuo)による大規模インスタレーションや、人気クラブ「Contact」を手掛けるグローバル・ハーツがプロデュースし、REBEL FAMILIAらが出演するオールナイトのDJイベント、会田誠や「途中でやめる」の山下陽光らが飲食や物販を展開する「アー横」、元「快快(ファイファイ)」の演出家の篠田千明、荒川ナッシュ医、渡辺志桜里、FAMEME(ファミミ)らの参加を発表している。