ファッション
特集 懐かしくて新しいレトロの形 第2回 / 全8回

どうして懐かしいとエモいのか? レトロに引かれる若者が語るミニマリズムへの反発

有料会員限定記事

どうして懐かしいとエモいのか? レトロに引かれる若者が語るミニマリズムへの反発

Y2Kや平成ギャルなど懐かしいスタイルを参照する若者たち。その背景には、近年流行したミニマルなスタイルへの反発があるという。懐かしいスタイルの中から過剰なデザインや装飾的なものを取り入れ、現代の感覚でミックスしてアレンジする。レトロなスタイルが気になるという三者三様なZ世代3人に話を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年10月21日号からの抜粋です)

プロフィール

懐かしさに向き合うと
自分自身が見えてくる

Z世代座談会

WWD:どんなレトロスタイルが好きか?

原田空宙(以下、原田):色鮮やかなY2Kスタイル。

木村優花(以下、木村):自分が小学生だった時の女子高生のギャル感に憧れている。

小島大夢(以下、小島):特に2000年前後のパンクスタイルに引かれる。

WWD:どうしてそのスタイルに引かれるのか?

原田:ミニマルでシンプルなものが流行っている中で、平成の「ものが増えるのは悪いことじゃない」という美学が気になる。かつては好きなものに多く囲まれて過ごすのがいいという価値観があった。昔の考え方と現代のミニマリズムの間を行く方法を模索しつつ、最近はY2Kや平成レトロに引かれている。

この続きを読むには…
残り1512⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。