アルプスの麓、仏アヌシーを拠点とする山岳スポーツブランドで、アメアスポーツ傘下の「サロモン(SALOMON)」の拡大が目覚ましい。国内では、2020年に開業した渋谷店を11月8日に移転増床。世界では今夏のパリ五輪前にシャンゼリゼ通りやマレ地区に出店し、10月からは米ニューヨーク・ソーホーで長期ポップアップを行っている。高機能なパフォーマンスアイテムの人気が日常着としても高まる中、ブランドとしてスキーバブル以来の急成長を迎えている。(この記事は「WWDJAPAN」11月18日号に加筆しています)
渋谷店の移転リニューアルに合わせて、アヌシーからスコット・メリン(Scott Mellin)グローバル・チーフ・ブランド・オフィサーも来日した。メリン氏との昼食会兼ブランド説明会が開かれたのは、代官山のおしゃれなカフェレストラン。店舗でのレセプションにはファッション好きの若者が集結し、近隣のトランクホテルではアフターパーティーも開催。なんとも華やかなイベントの数々だったが、これこそ近年の「サロモン」の快進撃を象徴するアプローチでもある。
「ザ・ブロークン・アーム」との
コラボが転換点
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