今年のテーマは“あなたもランウエイ”だ。“誰もが参加できるファッションイベント”として、プロモデルに加え、神田うのや寺門ジモンらタレント、柔道家の出口クリスタなどのアスリート、一般から公募した「都民モデル」、ダンススクール在籍の小学生と高校生などがステージをウォーキングした。開催時間は約4時間で、今回のイベントプロデュースをリードしたテリー伊藤と、ジェネレーションズフロムエグザイルトライブ(GENERATIONS FROM EXILE TRIBE)の白濱亜嵐、フリーアナウンサーの吉竹史の3人がMCとして進行しながら8種類のランウエイショーを実施。山本寛斎や桂由美などの日本を代表するファッションデザイナーの衣装を披露する「レジェンドファッション」ステージや、都民モデルによる私服ファッションショー「ウキウキランウエイ」などをラインアップした。合間にはアイドルグループの仮面女子と、ヒップホップユニットのコモレビ(KOMOREBI)がダンスと歌唱パフォーマンスを行った。
同イベントを主催するファッションフェスタ実行委員会には、日本ファッション・ウィーク推進機構(JAPAN FASION WEEK ORGANIZATION)も所属している。同機構の古茂田博・事務局長がステージに登場し、後援する「東京 AI ファッションウイーク(TOKYO AI FASHION WEEK」)」について紹介した。同ウイークは、AI画像生成技術を用いたファッションデザインコンテストだ。古茂田事務局長は「生成AIを使えば、デザイン画を描かずとも好きなクリエイティブが生成できる。まだまだ始まったばかりの技術だが、AIと人間は共存していくべき。それはなぜかというと、AIには“愛(ai)”があるから」とコメントし、「われわれも、人がもっと新しい試みにチャレンジできる仕組みをわれわれも作っていきたい」と続けた。
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