3DCGやIPを付加価値にサバイブ
アパレルは、彼らをなくして語れないー。そう言い切れるほど、企画・生産において重要な働きをするのがOEM(相手先ブランドの生産)とODM(相手先ブランドの企画・生産)の事業者たちです。繊維商社が巨大プレーヤーとして君臨しながら、中小の専門企業も独自の存在価値を発揮し、生き残っています。
OEM・ODM会社は、アパレルメーカーと工場をつなぐ中間業者として、さまざまな役割を果たしています。ただその仕事の内容に関しては、特に学生たちにはイメージがつきにくく、実際にアパレル業界で働いていたとしても、完全に理解できている人は少ないでしょう。
本特集ではそんなOEM・ODMのスペシャリストたちに焦点を当て、彼らの仕事ぶりやビジネスパートナーから信頼を受ける理由、そして近年の進化について振り下げます。(この特集は「WWDJAPAN」2024年12月2日号からの抜粋です)