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「ザ・ノース・フェイス」チームと行く立山スキー&スノーボードの思い出 雪山シーズン開幕!

気温が下がらずヤキモキしましたが、ようやく冬到来!スキーやスノーボードといったスノースポーツ愛好者がそわそわするシーズンがやってきました。かくいう私もその一人で、スキー好きが高じてちょうど1年前、「WWDJAPAN」2023年12月4日号で“スノースポーツ市場特集”なるものを企画しました。 “JAPOW”(日本のパウダースノー)目当ての訪日客が急増する中、スノースポーツのマーケット環境は激変しています。メーカーやリゾートホテルなどが変化に対しどんな手を打っているのかをまとめていますので、リンク先からぜひご覧ください。

さて、今季も雪山関連ネタを「WWDJAPAN.com」で随時お届けできればと思っています。まずはシーズン本番を前に、昨シーズンの素敵な雪山での思い出を紹介させてください。それはゴールドウイン「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のプレスツアーのこと。さかのぼること7カ月前の5月10〜12日、シーズンの締めくくりとして富山県の立山で滑ってきました。「5月の連休明けにまだスキー!?」と呆れられそうですが、立山はシーズン初め(11月末)と終わり(4〜5月)に滑る山として、スキーヤー、スノーボーダーに愛されています
※整備されたゲレンデではなく、入山届を出して山岳エリアを滑る、いわゆる“バックカントリー”になります。ある程度の技術と専用装備が必要です。ご注意ください。

立山は行く道からして楽しい!

立山というのはまず行く道からして楽しい。長野側から行く場合、扇沢という場所からバスやケーブルカー、ロープウェーなどを乗り継いで行くんですが(=立山黒部アルペンルート)、黒部ダムを歩いて渡ったり、ダム湖と山との素晴らしい景色が見えたりと、とってもスペシャルな体験ができます。室堂というターミナル駅までならスカートにハイヒールでも行けるのに、見える景色は神々しいほどに雄大。立山は1300年前から続く山岳信仰の山でもありますが、神々しすぎて異界のようだと感じた昔の人の感覚、すごく共感します。

ご一緒したのは、白馬でバックカントリーガイド(Snowsurf Hakuba)をされている布施智基さん、プロスノーボーダーの藤田一茂さんという「ザ・ノース・フェイス」契約アスリートのお2人と、森光 取締役専務執行役員、新井元 常務執行役員開発本部長をはじめとしたゴールドウインチーム、そして雪山を愛するメディア関係者の皆さんです。「WWDJAPAN」のスノースポーツ特集にも登場いただいた、売れっ子スタイリスト兼ガチスノーボーダーの鹿野巧真さんとも、この旅でついに雪山をご一緒できました!

山は心が近くなる場所

ガイドさんたちの滑りのかっこよさや山の知識には普段から感嘆するばかりですが、今回のツアーでご一緒した布施さん、藤田さんの滑りも本当にかっこよかった。自分もかじっているスポーツだと、その道のプロたちのすごさがより解像度高く分かりますよね。先日NHKスペシャルに出ていた山岳写真家の石川直樹さんもそうですが、「ザ・ノース・フェイス」が今やこれだけ街でも着られるようになったのにパフォーマンスブランドという核のイメージを失わないのは、こういう人たちに選ばれて、彼らをサポートし一緒にモノ作りをしているブランドだという信頼が根っこにあるからなんだなと、改めて感じた次第です。

バックカントリースキーやスノーボードは、景色や滑走自体も猛烈に素晴らしいんですが、一緒に山を登って滑った人たちとは心が近くなる(気がする)点が私はとても好きです。普段何をして暮らしているのか全く知らない人であっても、「あの斜面良かったよね」という一点だけですごく仲良くなれる。同じ趣旨のことを、昨年の特集で取材した雪山を愛するファッション業界人代表、藤原ヒロシさんもおっしゃっていました。そして、ゴールドウインの森取締役も著書で同様に語られています(著書は写真参照)!普段仕事でお会いする時とは違う感覚でゴールドウインの皆さんと交流ができ、会社の姿勢やどんな人がどんな思いで作っているブランドなのかを知る本当にいい機会となりました。

“レイバック”コレクションも発売

さて、このツアーでご一緒したプロスノーボーダー藤田さんの監修で、「ザ・ノース・フェイス」は2024-25年秋冬、新たにスノーウエアのカプセルコレクション“レイバック(LAYBACK)”を立ち上げています。laid-back(リラックスした、くつろいだ)に由来する通り、従来の同ブランドのスノーウエアよりもゆとりのあるシルエットで、落ち着いた色味もポイント。雪の上でサーフィンをしているような藤田さんの滑りや、そのライフスタイルを反映したコレクションになっています。シェルやビブパンツといったザ・スノーウエアもそろいますが、ロゴ入りのカットソーやフリース上下は普段着としてもすごくかわいいな〜と思っていたら、先日清澄白河でまさに“レイバック”カットソーを着こなすおしゃれな女性とすれ違い、「おお!広がってる」と心の中で思ったことを申し添えておきます。おそらく今冬、山でもたくさん見かけることになるでしょう。公式ECを見ると売り切れ品番も既にいくつか出ているようです。“レイバック”のロードムービー的キャンペーン動画も下に貼っておきます。なんて楽しそうな旅なんだ!

というわけで、私は今週末いよいよシーズン初滑りでワクワクが止まりません。今シーズンも、雪山でたくさんの方にお会いできることをとても楽しみにしています。雪山を愛する皆さまにとって、いいシーズンになりますように!

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