ファッション

故デヴィッド・リンチの映画「ブルーベルベット」と「ダイリク」、「ウェーバー」のコラボアイテムが発売

ビンテージTシャツをメーンに扱う古着屋「ウェーバー(WEBER)」は、同店がセレクトした映画を劇場で上映する映画配給レーベル“ウェーバー シネマ クラブ(weber CINEMA CLUB)”をスタートする。今回は、第1弾として1月に死去した鬼才デヴィッド・リンチ(David Lynch)が手掛けた1986年公開の映画「ブルーベルベット」の4Kリマスター版を2月7日から劇場で公開。また同映画の公開に伴い、「ウェーバー」と映画をモチーフにした服作りが特徴の「ダイリク(DAIRIKU)」から、同映画とのコラボアイテムを発売する。

今回は、イタリアのアーティスト兼イラストレーター、エンツォ・シオッティ(Enzo Sciotti)がデザインした1986年公開時のアートワークを使用し、「ダイリク」はニット(3万5200円)と半袖の開襟シャツ(3万3000円)を、「ウェーバー」はTシャツ(8800〜9900円)を製作した。

鮮やかな青が目を引く「ダイリク」のニットとシャツ

「ダイリク」の“ブルーベルベット ポスター トランスクリプション プルオーバー ニット”は、同映画のタイトルにちなんで、起毛の糸でベルベットの様に編んだ。身ごろ全体には、映画のポスターを転写し、目を引く一着に仕上げた。

“ブルーベルベット ポスター トランスクリプション オープン カラーシャツ”は、前身ごろにポスターを丸々プリントし、他の身ごろは異素材を組み合わせた。オーバーサイズなシルエットは、まるでポスターをまとっているかのような着心地だ。

両アイテムは「ダイリク」の公式オンラインストアで扱う。

ビンテージ風に仕上げた「ウェーバー」のTシャツ3型

「ウェーバー」からは、アメリカンラバーを用いたボディーにシルクスクリーンを8版でプリントし、当時さながらの手触りを表現した“イタリアン ポスター アート Tシャツ”(8800円)と、その他のポスタービジュアルや場面写、日本公開時のCMコピーなどをあえて“在りもの”ボディーに落とし込むことで抜け感のある雰囲気に仕上げたTシャツ(8800円)、ロングスリーブTシャツ(9900円)をそろえる。

“イタリアン ポスター アート Tシャツ”は新宿シネマカリテ劇場限定で販売し、その他のTシャツ2型は「ウェーバー」公式オンラインストアで扱う。

映画「ブルーベルベット」4Kリマスター版のチケット購入者は特典として、鑑賞料金に加えて1000円を支払うことで、数量限定の同映画のポスター(B2)を劇場窓口で受け取ることができる。詳細は、“ウェーバー シネマ クラブ”の公式インスタグラムに記載する。

イベント詳細

◼️「ブルーベルベット」4Kリマスター版

日程:2月7日〜
場所:新宿シネマカリテ
住所:東京都新宿区新宿3-37-12 新宿NOWAビル 地下1階
配給:鈴正、ウェーバー シネマ クラブ

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