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ビギがメンズ・ビギを吸収合併 シナジー見込む

ビギホールディングス(HD)は5日、傘下のビギ(東京、中野仁社長)が子会社メンズ・ビギ(清水英幸社長)を4月1日付で合併すると発表した。ビギを存続会社とする吸収合併で、メンズ・ビギは解散する。販路によってウィメンズとメンズの垣根が低くなっていることを鑑み、効率化と相乗効果を見込む。

メンズ・ビギは、1970年設立のビギのメンズ部門を独立させるかたちで75年に設立した。デザイナー菊池武夫氏の作る服で一世を風靡した。今年が設立50周年の節目だった。現在は「メンズ・ビギ」「ユニオンステーション」「ラトルトラップ」などを運営する。両社の24年2月期の売上高は、ビギが121億円、メンズ・ビギが43億円。

またビギHDは、同じく傘下のメルローズの子会社で「ジョンスメドレー」などを輸入販売するリーミルズエージェンシー(東京、楫野敏正社長)を4月1日付で完全子会社にする。ビギHDの完全子会社への移行で、新規海外ブランドの導入などを機動的に行えるようにする。リーミルズエージェンシーの24年2月期の売上高は20億円だった。

今回の再編によって、ビギHDは傘下にビギ、メルローズ、パパス、リーミルズエージェンシー、ビートレーディングの5社が並ぶ事業体制になる。

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