オンワードホールディングスは21日、グアムで運営するゴルフ場2カ所を売却すると発表した。ゴルフ場「オンワード マンギラオゴルフクラブ」と「オンワード タロフォフォゴルフクラブ」を運営するグループ会社の2社の株式とその債権で、株式の譲渡価格が約27億円、債権の譲渡価格が約12億円。コロナ禍以降、2カ所ともに赤字から抜け出せていなかったためリゾート事業を営む米Sono Hospitality(本社ニュージャージー州)への売却を決めた。
「オンワード マンギラオゴルフクラブ」は2006年から、「オンワード タロフォフォゴルフクラブ」は05年からオンワードが運営してきた。オンワードHDは22年にグアム島で運営するホテルを星野リゾートに譲渡しており、今回のゴルフ場の譲渡によってグアム島でのリゾート事業から撤退する。