アパレルブランドのOEMやODMを行なうシフラプラスが今秋、初のアパレルブランド「アディクション オブ ザ マイノリティー(ADDICTION OF THE MINORITY)」をデビューする。ファッション感度の高い30代半ばの女性をターゲットに、「コアなファンを、夢中にさせるブランド」を掲げる。女性らしいシルエットや着心地にこだわり、メンズウエアのディテールやデザインを落とし込む。デビューシーズンの秋冬は、女性らしいきれいな背中のラインにパターンをつけたファーコート(14万5000円)やカモフラージュ柄のMA-1(4万円)、ベストを内側にあわせたレイヤードジャケット(4万4000円)、スワロフスキーのビジューを襟にあしらったシャツ(2万2000円)、マジック加工を施したデニム切り替えチェックシャツ(1万8000円)、異素材の切り替えを前面にした太ももを細く見せるレザーのスキニーパンツ(1万9000円)などが揃う。15年春夏のトップスの価格帯は、6900円〜1万円を予定している。
商品を手掛けるのは、佐藤真琴デザイナー。直近で、アイランドユニヴァースの「ディシャス(DECIOUS)」のディレクター兼デザイナーを務めていたが、ブランド休止とともに、退社し、シフラプラスの第1号ブランド「アディクション オブ ザ マイノリティー」を立ち上げた。「一部海外生産ではあるが、メード・イン・ジャパンを追求した生地と縫製で、オリジナルのプリント柄や素材の開発に積極的に取り組んでいる。また、女性らしいシルエットを作るパターンワークを強みとし、女性が自信を持てるような服を提案する。ミリタリーやロック、グランジにフェティッシュなテイストを加え、上質で美しく見せる」と話す。