アンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)=パリ市長が、アルベール・エルバスが「ランバン(LANVIN)」クリエイティブ・ディレクターを辞任したことについて、「理解に苦しむ」とコメントした。彼女は、「『ランバン』の影響力に必要不可欠な存在だったエルバスの不在は、ブランドにとって魂を失ったも同然」との内容をつづった手紙をワン・シャオラン(Wang Xiaolan)=ランバン オーナーに送り、同様のものをミッシェル・ウィバン最高経営責任者にも送った。
また、「ランバン」の330人の従業員の今後についても言及し、「エルバスの解任によって、彼らの行く末が心配だ」と述べた。「彼ら従業員の運命は、パリの街とパリの歴史と切っても切り離せない関係なの。だから、私はこうして動いたのよ」と話した。なお、「ランバン」からのコメントは得られていない。