3月17日夜、ファッションイベント「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京(MBFWT)」が渋谷ヒカリエで開幕した。23日までの期間中、約50ブランドがファッションショーとインスタレーションを行なう。初日は、タイトルスポンサーである「メルセデス・ベンツ」が、デザイナーをサポートするインキュベーションプログラム「メルセデス・ベンツ プレゼンツ デザイナー」に選出した「コニー・フルーネヴェーヘン」がショーを開催。薄いニットを立体的に見せるテクニックや、自ら開発に関わったという皮革素材を繊細にレーザカットする技術など、ニット&レザーウエアで挑戦的なクリエイションを発表した。「日本でショーを発表するのもそうだけど、クリエイション自体も挑戦的」とコニー・フルーネヴェーヘン。ボリュームのあるパニエやパフスリーブを採用、表面が波のようにうねる人工素材のガウンといったアイテムも提案している。テーマは「プライマリー・エクスプロアーズ」。黒と白、鮮やかな赤を差し込んだ力強いニット群。一部で、デジタル技術を生かした加工もニットに採用した。同デザイナーはオランダ出身で、2011年にはメルセデス・ベンツ オランダ・ファッション賞を受賞している。
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