ニコラ・フォルミケッティが「ミュグレー」のクリエイティブ・ディレクターを辞任することが明らかになった。ニコラは、レディー・ガガのファッション・ディレクターや「ユニクロ」のクリエイティブ・ファッション・ディレクターを兼任、自ら「ニコパンダ」ブランドも手掛けるマルチ・クリエイターだ。ニコラは、2010年に「ミュグレー」のクリエイティブ・ディレクターに就任後、ウィメンズ及びメンズのデザインを手掛け、バッグラインをスタート。セレブリティのコネクションと自らのウェブサイトやタンブラーなどを駆使して、同ブランドのイメージアップに貢献した。
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ニコラは、今回の辞任に対して「もっとグローバルで大きな事がしたい」と述べている。
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ミュグレーを傘下に持つクラランスのジョエル・パリックス社長は、「ニコラは、『ミュグレー』を蘇らせてくれた。彼のコミュニケーション能力とモダンなデザインが新たな顧客獲得につながっている。今後のブランド戦略大きな影響を与えた」と述べる。「ミュグレー」のウィメンズは世界中で45店舗、メンズは25店舗で販売されている。