「フェンディ」のこれまでのクリエイションの軌跡を披露する回顧展が4月3日〜29日まで、東京藝術大学で開催される。「FENDI-UN ART AUTRE〜フェンディもうひとつのアート、クリエイションとイノベーションの軌跡〜」と題した回顧展は、東京を皮切りに世界を巡回する。
開催前日の4月2日、会場でオープングレセプションが行なわれ、デザイナーのシルヴィア・フェンディやピエトロ・ベッカーリ=フェンディ チェアマン兼CEOらが来日。ベルナール・アルノー=LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン社長やシドニー・トレダノ=クリスチャン ディオール クチュール社長兼CEOらの姿もあった。レセプションパーティでは、イタリアから毛皮の職人が来日し、実際の仕事の様子を披露していた。
会期中は、美術史家のエマニュエラ・ノビーレ・ミーノ監修のもとファーにおける第一人者であるフェンディの世界観をアートとクラフトの歴史と未来を通して表現している。観覧料は、一般1200円、高校・大学生は700円、中学生以下は無料。