マークスタイラーの「アングリッド(UNGRID)」が人気パンケーキショップ「ベリーファンシー(VERY FANCY)」と期間限定コラボカフェを展開した際に作成した半袖のコラボTシャツとそっくりの長袖スエットが、RIZAPグループ傘下のアンティローザ「ホリデー」で販売されていたことが分かった。コラボTシャツは現在も代官山店のスタッフユニホームとして着用中だ。
「ホリデー」のブランドバイヤーによると、「韓国の業者から、全く知らなくて買ってしまった。紺と白と100枚ずつ購入し、店頭で販売してきた。指摘されて、残っていた商品はすぐに店頭から撤去した。全部焼却するようにする」とコメント。仕入れ枚数の半数近くがすでに売れていたという。
「ベリーファンシー」は商標登録済みだが、今回のロゴデザインの意匠登録はしていない。それでも、あまりにもデザインが酷似しているため、倫理的に問題があるとして、オーナーがSNSなどを通じて苦言を呈していた。
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