ファッション

「ビズビム」のショーをVRで体感 伊勢丹でポップアップイベント開催

 「ビズビム(VISVIM)」は2月14日まで、伊勢丹メンズ館1階のプロモーションスペースで、ポップアップストアを開いている。昨年6月のピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)で披露した2017年春夏コレクションを先行販売。英語で「似たもの、比較するものがない」という意味の「ピアレス」をテーマに、1940~50年代のアメリカで使われていたモチーフを、和紙や刺しゅう、版画といった日本古来の技術で表現する。鯉を刺しゅうしたスカジャン“ダグラスジャケット(DOUGLAS JKT)”(62万円)や伊勢丹メンズ限定の雷を描いたパーカ(4万6000円)、ランウエイショーで観客にも配られた竹柄の“ラモシャツ(LHAMO SHIRT)”(5万2000円)、レオパード柄のモカシンシューズ“FBT”(6万8000円)などをラインアップする。

 目玉は、店内に用意したVR(バーチャルリアリティ)だ。「ビズビム」がピッティで初挑戦したランウエイショーをフロントローから見ている疑似体験ができる他、ショーのバックステージも見ることができる。店内には、ランウエイに登場した和紙の鯉のぼりをディスプレイし、床やカーテンなどもショー会場を再現。360度の臨場感を感じながら本質にこだわったプロダクトを手に取れる。イベント初日の8日には、開店前に約100人が列を成した。

 同イベントは、伊勢丹メンズ館で行っている「ピッティ・イマージネ・ウオモ アット イセタンメンズ(PITTI IMMAGINE UOMO AT ISETAN MEN’S)」の一貫。期間中は全館で150以上のピッティ関連ブランドを取り扱っている。

【関連記事】
■グーグルがバーチャルリアリティーサイト、「マックイーン」をVRで
■「セルジュ・ルタンス」がデジタル施策 アプリやVRを導入
■「ビズビム」中村ヒロキがピッティの特別デザイナーに選出 初のトータルコレクションを発表
■「ビズビム」2017年春夏ピッティ・メンズ・コレクション

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。