ファッション

パリの「レクレルール」が素材×デザイナーコラボを発表

 パリのセレクトショップ「レクレルール」が、日本のエイガールズ、イタリアのリリアとファリエロサルティ、ボノット、スイスのショーラーという有力なテキスタイルメーカー5社と、「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.)」「キミノリ モリシタ(KIMINORI MORISHITA)」「ヤン リー(YANG LI)」、「ユマ ワン(UMA WANG)」、「グレッグ ローレン(GREG LAUREN)」「シロウ サカイ(SHIRO SAKAI)」ら気鋭のデザイナー9組とコラボレーションしたカプセルコレクションを制作した。

アイテムは、素材見本市「プルミエール・ヴィジョン(PV)」の会場内で展示し、来月のファッションウィークに合わせ、「レクレルール」の一部店舗で販売する。このプロジェクトを担当したマーク・レブロン(Marc Leblond)=「レクレルール」特別プロジェクト担当は、「今回取り上げたテキスタイルメーカーとデザイナーはいずれもコマーシャルな限界にとどまらず、純粋にクリエイティブなものを追求するマインドを持った企業とクリエイター。過去の良い技術やアーカイブを現在のマーケットに合わせるための情熱は、僕らとも共通している。シルクのモール糸を使ったエイガールズの裏毛ニットには一目惚れして、すぐに彼らに連絡を取った」という。

 カプセルコレクションに参加したデザイナーは他にミラノを拠点にする「ミアオラン(MIAORAN)」「アーキビオ J.M. リボット(ARCHIVIO J.M. RIBOT)」「ソング・フォー・ザ・ミュート(SONG FOR THE MUTE)」。カプセルコレクションは「レクレルール」が軸になり、テキスタイルメーカーとデザイナーをコーディネート。「キミノリ モリシタ」はエイガールズとリリア、「ユマ ワン」はリリア、「ヤン リー」はボノットとショーラーの素材を使ったアイテムを制作した。

【関連記事】
■一足早く2018年春夏のトレンドを発信 パリの素材見本市
■「ミラノ・ウニカ」が提案する18年春夏のテキスタイルトレンド

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。