カナダグース ホールディングス(CANADA GOOSE HOLDINGS)は今年末までに、ニューヨークとトロントの株式市場に上場する予定だ。
同社は先週、上場計画を発表した。その目論見書によると、銘柄記号「GOOS」の元、1株につき1票、1株につき10票発行する2種類の株式を上場する。また、同社の2016年3月期決算は売上高が2億9080万ドル(約325億円)、純利益は2650万ドル(約29億円)だったと発表した。また、16年12月付で36カ国・2500の卸先を構えていたという。
米投資会社のベイン キャピタル(BAIN CAPITAL)は13年12月に同社の株式の持分を買収した。上場後、ベイン キャピタルはコントロール権を保有し続ける。また、同社の発行済総株式数の約10%が上場を通して売り出される。
カナダグースは900〜1500ドル(約10万〜16万円)のパーカやダウンが知られている。1957年にカナダ・トロントにある倉庫で設立された。
【関連記事】
■トウキョウベースが本日、東証一部上場
■バロックジャパンリミテッド東証上場初日の終値は1710円 時価総額は607億円に