ケリンググループのケリング アイウエア(KERING EYEWEAR)は、「カルティエ(CARTIER)」のアイウエアの企画、製造、販売に関する戦略的パートナーシップ提携を発表した。「カルティエ」を傘下に持つコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)はケリング アイウエアの株式の一部を取得する予定だ。また、ケリング アイウエアは、フランスのシュシー・アン・ブリにある「カルティエ」のアイウエアを手掛けるマニューファクチャー カルティエ リュネット(MANUFACTURE CARTIER LUNETTES)と統合する計画だ。この提携による「カルティエ」のアイウエアの新作は、今年10月6日から3日間、パリで開催されるアイウエア国際展シルモで発表される予定。
ケリング アイウエアは、グループ傘下のアイウエア事業の内製化を宣言して2014年に設立され、今年、主力ブランド「グッチ(GUCCI)」がサフィロから移管され、ビジネスが本格化している。
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