ファッション

「ドリス ヴァン ノッテン」のメモリアルコレクション、売り上げ絶好調

 パリコレでの発表が通算100回目になった「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の2017-18年秋冬コレクションが好調だ。アーカイブパターンに新たにグラフィカルな柄をのせた同コレクションは、日本における卸の売上高が前年同期比16%増をマーク。得意のプリントアイテムだけではなく、フェイクファーのコートやアウター、3万円台から用意するデニムパンツなどのデニムアイテムも売り上げを押し上げた。

 一方、同シーズンのメンズも同13%増と好調に推移。メンズでは同シーズン初登場した3万円台のデニムパンツに加え、クロップド丈のチャンキーニットなどが人気を集めた。これまで、ワイドがメーンだったパンツもスキニータイプのスラックスやクロップド丈などが登場したことも要因だ。また、メンズ・コレクションもブランドのルーツを掘り下げる内容で、英国やスコットランドの生地を用いたアイテムや、ファブリックメーカーのロゴをプリントしたアイテムなども人気を集めた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。