150年以上の歴史を持つ英国の高級紳士靴メーカー「ジョンロブ(JOHN LOBB)」は、2017-18年秋冬シーズンにウィメンズ・コレクションを本格スタートする。ウィメンズ・コレクションは以前も一部扱っていたが、今回は、パウラ・ジェルバーゼ(Paula Gerbase)=アーティスティック・ディレクターが木型から新たにデザインした。同ディレクターによるウィメンズ・コレクションは、日本初上陸となる。
17-18年秋冬コレクションは、ビスポークのアーカイブに保管されているウィメンズ用のシューズやブーツをインスピレーション源に、現代の女性の装いをイメージしてデザインした。フルオーダーのビスポークシューズを出自に持つブランドの高い技術力を生かし、全てイギリス・ノーザンプトンの「ジョンロブ」ファクトリーで、ハンドメードで製作。ビスポークシューズの特徴でもある、エレガントなピッチドヒールも採用する。ストラップブーツ“ウィロー(WILLOW)”(24万7000円)、ジョッパーブーツの“ホーソーン(HAWTHORN)”(23万5000円)、サイドエラスティックのチェルシーブーツ“エイサー(ACER)”(20万4000円)、モンクストラップシューズの“ホークス(HAWKS)”(19万4000円)、ローファーの“ローウェン(ROWEN)”(16万円)、スコットランド・ハイランド地方のギリースタイルの伝統的ウォーキングシューズ“アルバ(ALBA)”(18万3000円)の6モデルをラインアップする。
17年9月から、「ジョンロブ」の東京ミッドタウン店と伊勢丹新宿店本館、ユナイテッドアローズ原宿本店で取り扱う。
「ジョンロブ」は、1866年にビスポーク専門のシューズメーカーとしてスタート。1976年にエルメス・インターナショナル傘下に入り、既製靴コレクションを発表した。