ファッション

八木通商が「トラサルディ」のジャパン社を設立 来春夏から輸入販売

 八木通商は、イタリアブランド「トラサルディ(TRUSSARDI)」の日本法人となるトラサルディ・ジャパンを、本国との合弁で6月中に設立する予定だ。出資比率は八木通商60%、本国40%。2018年春夏からウィメンズウエアの輸入販売を始め、18-19年秋冬にはメンズも合わせ本格化するとともに東京での旗艦店オープンも計画する。現在、日本市場でウエアのインポートは行われておらず、キングがライセンスで手掛けているウィメンズウエアの「トゥルー トラサルディ スティーレ(TRU TRUSSARDI STILE)」も8月で販売を終了する予定だという。ジャパン社設立後はインポートのみに注力する。ただし、本国のコレクションに対してフィードバックを行い、日本市場に合うMDで展開する考えだ。

 「トラサルディ」は1911年にイタリア・ベルガモで高級手袋メーカーとしてダンテ・トラサルディ(Dante Trussardi)が設立。60年代後半には孫のニコラ・トラサルディ(Nocola Trussardi)が後を継ぎ、ウエアやアクセサリーの生産を開始。73年にはブランドを象徴するグレイハウンドのロゴを開発し海外市場にも進出。80年代にはウィメンズとメンズのコレクションラインをスタートした。現在もファミリー・ビジネスを継承しており、CEOとクリエイティブ・ディレクターはそれぞれ創業家のトマソ・トラサルディ(Tomaso Trussardi)とガイア・トラサルディ(Gaia Trussardi)が務めている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。