ファッション

ケンゾー本国CEO、マーク ジェイコブスに異動か?

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下のケンゾー(KENZO)で最高経営責任者(CEO)を務めるエリック・マレシャル(Eric Marechalle)が、グループ内のマーク ジェイコブス インターナショナル(MARC JACOBS INTERNATIONAL)にCEOとして移籍するとのウワサが浮上している。マーク ジェイコブス インターナショナルの現CEO、セバスチャン・スール(Sebastian Suhl)の後任だ。スールCEOは現職就任中、「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」をメインラインに統合。「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、幅広い価格帯の商品を取り揃えるブランドに進化した。グループ内の異動は、スールCEOのビジネス戦略を引き続き継承するため、と考えられている。

 マレシャルCEOは、彼が現職に就任し間もなくクリエイティブ・ディレクターに就いたキャロル・リム(Carol Lim)とウンベルト・レオン(Umberto Leon)とともに、ブランドを牽引した。

 マーク ジェイコブスとケンゾーを統括するLVMH ファッション グループ(LVMH FASHION GROUP)のイヴ・ルセル(Yves Roussel)会長兼CEOはかつてインタビューで、「『マーク ジェイコブス』と『ケンゾー』には、ファーストライン、セカンドラインという考え方は存在しない。重要なのは価格ではなく、まず面白い商品であるべきだ」と2つのブランドの共通項について話していた。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。