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「コム デ ギャルソン」がコンクリートをイメージした香水発売

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は9月に新フレグランス「コンクリート(Concrete)」を発売する。コンクリートのデザインのボトルが特徴で、サンダルウッドをメーンに調香した優しい香りだ。プーチ(PUIG)が製造している。ニューヨークのドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)ですでに先行発売した他、7月20日にはロンドンのドーバー ストリート マーケットとセルフリッジ(SELFRIDGES)で他地域に先駆けて発売する。

 「コンクリート」は、黒胡椒の香りをそのまま表現した「ブラックペッパー(Blackpepper)」など、同ブランドの他の香水とは異なり、コンクリートそのものの香りはしない。香りを手掛けた調香師のニコラ・ボーリュー(Nicolas Beaulieu)は「コム デ ギャルソンから、サンダルウッドを“壊すように”使って欲しいと言われた。コンクリートにまつわる『destruct(破壊)』『construct(構築)』『creation(創造)』という3つの概念を意識して、全く新しいものを生み出した」とコメント。また、クリスチャン・アストゥグヴィエイユ(Christian Astuguevieille)=コム デ ギャルソン パフューム クリエイティブ・ディレクターは「コンクリートと、ラグジュアリーな香りのコントラストを共有したかった。とてもハードな見た目のコンクリートボトルの中に、ソフトな香りを閉じ込め、そのギャップで人を驚かせたい」と語った。

 また、6月29日、ニューヨーク・ブルックリンでローンチイベントを開催した。翌日にはローンチに合わせ、ニューヨークのドーバー ストリート マーケットでアーティストのグラム・ハドソン(Graham Hudson)のインスタレーションを公開した。

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