ビジネス

「コム デ ギャルソン」がコンクリートをイメージした香水発売

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は9月に新フレグランス「コンクリート(Concrete)」を発売する。コンクリートのデザインのボトルが特徴で、サンダルウッドをメーンに調香した優しい香りだ。プーチ(PUIG)が製造している。ニューヨークのドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)ですでに先行発売した他、7月20日にはロンドンのドーバー ストリート マーケットとセルフリッジ(SELFRIDGES)で他地域に先駆けて発売する。

 「コンクリート」は、黒胡椒の香りをそのまま表現した「ブラックペッパー(Blackpepper)」など、同ブランドの他の香水とは異なり、コンクリートそのものの香りはしない。香りを手掛けた調香師のニコラ・ボーリュー(Nicolas Beaulieu)は「コム デ ギャルソンから、サンダルウッドを“壊すように”使って欲しいと言われた。コンクリートにまつわる『destruct(破壊)』『construct(構築)』『creation(創造)』という3つの概念を意識して、全く新しいものを生み出した」とコメント。また、クリスチャン・アストゥグヴィエイユ(Christian Astuguevieille)=コム デ ギャルソン パフューム クリエイティブ・ディレクターは「コンクリートと、ラグジュアリーな香りのコントラストを共有したかった。とてもハードな見た目のコンクリートボトルの中に、ソフトな香りを閉じ込め、そのギャップで人を驚かせたい」と語った。

 また、6月29日、ニューヨーク・ブルックリンでローンチイベントを開催した。翌日にはローンチに合わせ、ニューヨークのドーバー ストリート マーケットでアーティストのグラム・ハドソン(Graham Hudson)のインスタレーションを公開した。

COMME DES GARCONS x ビューティの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。