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ケンゾーCEOがマーク ジェイコブスへ

 LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON 、以下 LVMH)はエリック・マレシャル(Eric Marechalle)=ケンゾー(KENZO)最高経営責任者(CEO)をマーク ジェイコブス インターナショナル(MARC JACOBS INTERNATIONAL)のCEOに任命すると発表した。マレシャル新CEOは7月から同社の指揮を執る。セバスチャン・スール(Sebastian Suhl)前CEOは業務を引き継いだ後に退社する。

 マレシャル新CEOは1992年にフランスの小売業者のC&Aにストア・ディレクターとして入社。2011年にケンゾーへ移籍するまでは、「ケンゾー キッズ(KENZO KIDS)」や「リトル マーク ジェイコブス(LITTLE MARC JACOBS)」等のライセンス商品を取り扱っていたキディリズ グループ(Kidiliz Group)のキッズブランドであるキャティミニ(CATIMINI)のトップを務めた。

 ピエール・イヴ・ルセル(Pierre-Yves Roussel)LVMH ファッション グループ(LVMH FASHION GROUP)会長兼CEOはマレシャル新CEOを“ブランドをマネジメントすることについて豊富な経験を有する人物”と評し、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」にとって新たな推進力となるだろうと話す。

 LVMHの1~3月期の業績は堅調だったが、「マーク ジェイコブス」は同社の足を引っ張る数少ないブランドの1つだったとジャン・ジャック・ギヨニー(Jean-Jacques Guiony)最高財務責任者は述べていた。

 なお、ケンゾーにおけるマレシャル新CEOの後任は近日中に発表されるようだ。

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