マイケル・コース ホールディングス(MICHAEL KORS HOLDINGS)の2017年4〜6月期決算の売上高は前年同期比3.6%減の9億2350万ドル(約1015億8500万円)、純利益は同14.7%減の1億2550万ドル(約138億500万円)で減収減益だった。また、17年度通期のEPS(1株あたりの利益)を、当初予想の3.57〜3.67ドル(約393〜404円)から、3.62〜3.72ドル(約398〜409円)に引き上げた。この結果を受け、同社株価の8月8日の終値は前日終値比21.54%増の42.25ドル(約4646円)になった。
ジョン・アイドル(John Idol)同社会長兼最高経営責任者は、この結果について、「予想を大幅に上回る結果だが、17年は変化の年だ。早期の段階で消費者との関係性を深める」とコメント。また、ジミー チュウ(JIMMY CHOO PLC)の買収については、「グローバルなラグジュアリーファッショングループを結成できることをうれしく思う。業界のスタイルとトレンドをけん引する2つのアイコニックなブランドが一つになった。ジミー チュウのマネジメントチームと働き始めたが、大きなポテンシャルを感じている。『ジミー チュウ』のブランド価値とファッションにおけるリーダー性をサポートしていく」と説明。2つのブランドはそれぞれ別々に運営するという。