ファッション

売れっ子スタイリストと映像ディレクターがタッグ ガチの妄想ブランドをスタート

 きゃりーぱみゅぱみゅや椎名林檎などの衣装を手掛けるスタイリストの飯嶋久美子と、1990年代の伝説の子供番組ウゴウゴルーガやファッションブランド「スーパーラバーズ(SUPER LOVERS)」のアートディレクションなどを手掛ける映像ディレクター・アートディレクターの田中秀幸の2人が、実験的なファッションプロジェクト「ヌードル(NOODLE)」をスタートする。

 多くのブランドやプロジェクトのスタイリングやディレクションに関わってきた2人だが、なぜこのタイミングで新たなプロジェクトをスタートしたのか。飯嶋は「監督(※注:田中秀幸のこと)が妄想のプロジェクトとしてフルCGでアイテムを作っていて、普通のブランドやデザイナーにはない発想や遊び心が面白すぎて、その資料を見せてもらった瞬間にこれは妄想じゃなくて、現実化しなきゃって(笑)。もちろんやるからには全力。ビジネスでも、普通のブランドのようにどこかのお店に卸してとかではなく、今だからこそできる新しいやり方に挑戦したい」。

 テーマは“幻想シティカジュアル”。このプロジェクトのスタートとして、まずは展示会を13、14日に行う。あの高級ブランドの名品が二段になったようなバッグや、数段重ねのキャップ、キャラクターが満載のワンピースなど、田中秀幸ワールドが全開のアイテムが並ぶ予定だ。「“ヌードル”という名前は、中目黒のうどん屋『豊前坊』と恵比寿のラーメン屋『ちょろり』と、好きなうどん屋とラーメン屋が一緒だったから。面白いことを楽しくやりたい。展示会には老若男女、どんな人でもいいのでこのプロジェクトにピンときたら、ぜひご一緒したいですね」。

■「ヌードル」展示発表会
日時:9月13、14日
時間:13:00〜22:00
場所:KATA→LIQUIDROOM GALLERY KATA
住所:渋谷区東3-16-6

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。