今年創業160周年を迎えるフランス発ジュエラー「ブシュロン(BOUCHERON)」のアンバサダーに、フランスの女優兼監督であるレティシア・カスタ(Laetitia Casta)が就任した。
カスタは15歳の時にスカウトされモデルとして故イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やジャンポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)のミューズをはじめ、「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SEACRET)」のエンジェルを務めるなど活躍した。女優としては、パトリス・ルコント(Patrice Leconte)監督の映画「歓楽通り」やジョアン・スファール(Joann Sfar)の映画監督デビュー作「ゲンスブールと女たち(Gainsbourg, vie heroique)」などに出演。2012年には芸術文化勲章シュバリエを受勲している。フランスでは絶大な人気で、フランス全土の市庁舎や公共の場所にあるマリアンヌ像(その時代のフランスを象徴する美しい女性)のモデルにも選ばれた。
ブシュロンのエレーヌ・プリ=デュケン(Helene Poulit-Duquesne)社長兼最高経営責任者は、「レティシアのしなやかな強さや価値観、生き方は、『ブシュロン』というメゾンを体現する完璧な存在だ」とコメントしている。