ビジネス

「スチュアート ワイツマン」新CEOに前フェラガモCEO

 「スチュアート ワイツマン(STUART WEITZMAN)」の最高経営責任者(CEO)兼ブランド・プレジデントに、4月30日付でエラルド・ポレット(Eraldo Poletto)前サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO SPA)CEOが就任する。2016年9月より同職を務めてきたウェンディ・カーン(Wendy Kahn)現CEO兼ブランド・プレジデントの後任だ。

 「スチュアート ワイツマン」の他、「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」などを擁するタペストリー(TAPESTRY)のビクター・ルイス(Victor Luis)CEOは「『スチュアート ワイツマン』は、ジョバンニ・モレッリ(Giovanni Morelli)=クリエイティブ・ディレクターによるファーストコレクションの発売や中国北部の事業の買い戻しなど、進化の過渡期にある。ポレット新CEO兼ブランド・プレジデントは、グローバルなラグジュアリー市場での経験とアイコニックなブランドへの深い知識をもつリーダーだ。彼はチームワークや、すべてのファッションカテゴリーで国際的な成長を促進し最大化することにおいて、成功した実績がある」と語った。

 ポレット新CEO兼ブランド・プレジデントは、ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)の親会社、リテール ブランド アライアンス(RETAIL BRAND ALLIANCE)の要職を経て10年6月にフルラに入社した後、12年にアルフレッド ダンヒル(ALFRED DUNHILL)のCEOに就任したものの、13年から再度フルラのCEOとして復帰。フルラのグローバルな小売りネットワークの拡大に貢献し、16年8月にミケーレ・ノルサ(Michele Norsa)の後任としてサルヴァトーレ フェラガモCEOに就任し、18年3月に約1年半で退任した。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。