「THREE」を手がけるアクロは、RUMIKOビューティクリエイター・メイクアップアーティストをクリエイティブディレクターに起用した新ブランドのブランド名を「アンプリチュード(AMPLITUDE)」と発表した。大人女性をターゲットにしたメイクアップブランドだ。9月1日、伊勢丹新宿本店に1号店をオープンし、全国の百貨店へ順次拡大。数年後にはアジアの主要都市や、欧米への進出を計画している。
新ブランドは、知性や色気をあわせ持ち、精神的にも成熟した“かっこいい大人美”という新しい価値を提案する。発表会に登壇したRUMIKOクリエイティブディレクターは「若く美しくあることを追い求めるのが人生の第1章ならば、人としての美しさや生き方、考え方、愛し方までもいさぎよくかっこよく、人間美を追い求めるのが第2章と考える。単なるメイクのブランドではなく、第2章を迎えた大人の女性に自信を与えるブランドでありたいと考えている」と、ブランドコンセプトについて語った。
9月1日発売のアイテムは、メイクアップベース2種、リキッドファンデーション全10色、エマルジョンファンデーション全10色、コンシーラー全4色、ルースパウダー全2色の他、限定のアイカラーパレットとチークカラーパレットも用意する。他、ファンデーションブラシやパフなどのツールもそろえる。価格は5500〜1万1000円。軽いテクスチャーでみずみずしい質感に仕上げながら、毛穴やシミを隠す高いカバー力を備えるなど、大人女性の肌悩みに応える機能を備えている。
石橋寧アクロ会長は、日本のスキンケアブランドは国内外から支持されているのに対し、日本人女性が欧米のカラーコスメブランドを好む現状に言及。「世界でも通用する日本発のラグジュアリーなカラーコスメブランドを作りたいと思い、世界の女性を知り尽くすRUMIKOさんにお願いした。海外ブランドはカラーバリエーションが豊富でパッケージもかっこいいが、ベースメイクはあまり支持されていない。そこで、まずはベースメイクで高品質なものを出そうと思った」と説明。また、来年1月には第2弾としてカラーコスメを発売する予定であると語った。