「ミュベール(MUVEIL)」は、英国の絵本「ピーターラビット」とのコラボ商品を販売するポップアップストア「I LOVE PETER RABBIT」を、7月27日~8月26日に青山の旗艦店ギャラリーミュベールに開く。コラボのきっかけは、「ピーターラビット」が中山路子「ミュベール」デザイナーの幼少期からお気に入りの作品であるということ。コレクションでは、社会で女性が活躍することが難しかった時代にクリエイティビティーとイマジネーションで自分の世界観を築いていった原作者のビアトリクス・ポター(Beatrix Potter)の生き方にリスペクトを込め、ビアトリクスとブランドの女性像と重ね合わせたという。「ピーターラビット」の舞台で、ビアトリクスが愛したイギリス北部の湖水地方の自然から着想したウエアや雑貨がそろう。
コラボのテーマは“夏の湖水地方”。ウエアは、絵本「ピーターラビットのおはなし」に登場するピーターの天敵であるマクレガーさんの農園をイメージした刺しゅう入りの野菜プリントTシャツ(2万5000円)、スイセンのフラワープリントTシャツ(2万5000円)、ピーターの姿をモノクロで刺しゅうしたワンポイントTシャツ(9000円)の他、英国の伝統的なチェックを用いたワンピース(3万6000円)やスカート(3万4000円)、プルオーバー(2万8000円)などもそろえる。
雑貨では、絵本「のねずみチュウチュウおくさんのおはなし」に出てくるハチとテントウムシをモチーフにしたワッペン付きのかごバッグ(2万5000円)、「ミュベール」の人気商品である4人組のオシャレなマダムをイメージしたぬいぐるみチャーム“グランマチャーム”(各1万4000円)も英国を意識した装いで登場する。
コラボのぬいぐるみは予約販売を予定し、「ミュベール」のアイコンであるスズランと野菜のブーケを持ったピーターラビット(Mサイズ9800円、Lサイズ1万2000円)と、“カエルのジェレミー”(1万1000円)、“あひるのジェイマ”(1万1000円)をラインアップしている。
また、店内では高際香里「ダズル(DAZZLE)」編集長兼「日経リュクス」クリエイティブ・ディレクターが飼っていたうさぎの写真展を開催する。展示と併せて1999年に発刊された写真集「黒いうさぎ」(リトルモア)も販売する予定だ。
■夏の湖水地方
日程:7月27日~8月26日
時間:11:30~20:00
会場:GALLERY MUVEIL
住所:東京都港区南青山5-12-24 シャトー東洋南青山地下1階